BOBBY



1%=俺


☆幼稚園時代
  たまに脱走したらしい。ある日お袋の友達の家に居て、気がつくと俺が居ない?探し回った挙句に家に℡すると“俺”が出たらしい。その距離4km!

☆小学生時代
  とにかく習いものをしてた。ラグビー、野球、習字、塾、水泳...永く続いたのは水泳だけ...サッカーに目覚めた!キャプテン翼の影響だろう。

☆中学時代
  サッカー部2年でベンチ入り。JAM&KENJIPONはもちろん俺より先だ!
  バイクに初めて乗る、強烈だった!何でも出来る感じがした。
親父が倒れる。事の重大が解らなかった...馬鹿だった。ただ夜遊びが増えた。

☆高校時代
  何となく受けたら、受かった。ど~でもよかった。ボクシング部に行く。問題起こしたら退部と言われた。その日に3年殴って停学、退部と言うより入部も出来なかった。
 コンビニでバイトする。
  金を盗んだ犯人された。ムカつくから真犯人捕まえた。しばらくしてクビになった。
 一人暮らし始めた、親ってすげ~って感じた。学校はたまにしか行かな い。バイトは面接で何件も落ちた。日雇いと博打で生活した。当時姉のバイト先でいつも一服してた。店長がバイク乗ってた。俺も無性に自分のバイクが欲しかった。ある日家に電話がかかってきて『明日から来い』今も仲のいいKIMだ。

☆親父が危篤
  待望の免許を取り宿泊でツーリングをして帰って来て留守電を聴いた。救急車で運ばれた!?大雨だった。悪化して大学病院に移った。付き添い24時間、面会1日10分。半年か今か明日の余命と言われた。医療費が高いから数ヵ月後小さい病院に移った。

☆学校を辞めた
  俺には意味ね~し、家にはお金が必要だった。3年の7月勝手に自分で書いた退学届けを出した。KIMに頼んで就職した。
  東京の店に移った。夜もバイトした。ホスト見たいなもんだ。時代はバブル、女だまして、貴金属を買わせて質屋に入れてた。生活の為だ、面白くも何とも無いし、罪悪感もなかった。面白いのは一人でバイク乗ってる時だけ。十分だった。半年後身体が持たず倒れた。

☆3年後店を辞めた
  ビストロに入った。シェフと俺だけだった。仕事が楽しくなった。朝から築地に買出し、帰るのは夜の12時位だけど楽しかった。これで生きようと思った瞬間だった。誰よりも早く憶えて“金”にもしたかった。しかし、3ヶ月の時間しか俺には与えられなかった。

☆結婚した   
  18から同棲してた。とても良い子だった。生きてる間に親父に嫁も見せたかった。金が無いから式を挙げなかったらKIMが俺に内緒で仲間で式を挙げてくれた。嬉しかった。

☆親父危篤
  最初の危篤から4年経っていた。凄い生命力だったけど、歩く事も出来なくなった。親父に呼ばれた。『死にたくね~けど、無理みたいだからごめん。後は頼む』リアルだった。

☆虫の知らせ
  お見舞いの帰り道時間が止まった。皆に電話した。意味は無い。帰宅後55歳と半年で他界した。俺は22歳、弟18歳、弟は倒れてる親父のイメージしかなくて泣く事も許されなかった。俺は通夜、告別式すべてが終わり、ホッとした時初めてリアルを知った。もうあんなに泣くときあるのかな。

☆新たな生命
  子供が出来ないと言われた女房が身篭った。親父が他界してすぐの事で周りが騒いだ。生まれたのもほぼ10ヶ月10日に近かった。

☆シェフになった。
  人生のスタートだった。2年間の時間だった。我武者羅で楽しかった。以前のシェフとも店が近くイイのかこんなに楽しくて?

☆真っ白にした。
  借金が沢山でてきた。今の給与じゃ不可能だった。家を離れ肉体労働を選んだ。ただ夢中に働いた。余所見もしないで。家族を巻き混んでるから離婚した。時間をかけ妻を納得させた。気持ちを変える為に頭丸めた。

☆小さいBARをやった。
  そこそこの売り上げもあり自分に戻りつつあった。飲食はやっぱり楽しかった。仲介人に持ち逃げされた。もうなれたよ。冷静に店を閉めた。家の家賃も払えずJAMに頼んで居候した。年のせいか借金なれか“金”の執着心がなくなってきた。

☆3馬鹿
  JAM&KENJIPON20年以上の付き合い、何でずっと会ってなかったのだろう。時間が俺らを裂いていた。KENJIPONはロンドン、JAMは横浜有名フレンチ店、今みたいに携帯はない。俺は東京。誰にも教えてないし、必要がない。時間が無い。たまたま友の結婚式の2次会で3人が会った。周りは見てなかった。ただ変わりなく3人は騒いだ。親父の葬式にももちろん来た。3人で親父の作るラーメンの話をした。そして俺が強くなった。背中に家族の名前を入れ再々スタート!元妻はお互い恋愛感情なし、今は友。彼女は彼女の人生を進んでいる。

☆以後と今。
  それからも飲食店を転々とした。JAMの影響で波乗りをKENJIPONとはじめた。堪らなかった。いつか3人でC.Aで入ろうと近い、今2人は特訓中!
仕事は若いうちから仕事してたせいか御呼びもあったし。KIMやJAMとも一緒に仕事をした。JAMとは夏季限定の海近郊で店も出した。またいつか一緒にやろうと言いJAMは旅立った。KENJIPONは今は一緒に暮らしてる。3人で店を!目標だ!えっ“金”その内何とかなるだろ!心に余裕がある。今じゃJOKEだ。

☆おれはげんきだぜ!
KIMは生きる道を与えてくれた。
ビストロのシェフは仕事の楽しさを与えてくれた。
KENJIPON&JAMは忘れたものを思い出させてくれた。
弟、SOOは本当に大変だったと思う。俺は有る意味今も尊敬している。
母、思えば凄いよな!皆が小さい時からこんなだもんな~!もう遊びまくれ!!
他界した親父は今尚、生き方を教えてくれてる。まだ怖いわ。生涯敵わん。(笑)
もちろん今もバイクは乗り続けている。

それから...MAILがきた、誰か解らなかった。
開いてみたら、随分会っていない今年8歳になる息子からだった。

『ぱぱげんき』

おれはげんきだぜ!



その時の自分を再現する為にだらしが無い文にしてみました。読みにくくてすいません。

  



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